紫外線空気清浄機 
 紫外線を用いた空気クリーナです。普遍の学問を基本とする、ある意味、当社真骨頂の製品です。
Herschel(ヘルシェル)
特長
@ 紫外線源に国産の国の認めている紫外線殺菌ランプを使用。1000(mJ/cm)以上の紫外線Cを、取り込んだ空気にまんべんなく照射して排出します。
A 頑強な紫外線遮蔽筐体で紫外線の外部漏洩を無くし、かつ紫外線ランプの損傷を防いでいます。
B 定まった形のものはありません。今の日本ではもう数少なくなっている、どこの資本や系統にも属さない、いわゆる下請けをしない独立した町工場のひとつ、平川製作所。しかしその分、お客様から頼まれたならば何でも自力でこなさなければならない、財産は知恵のみの平川製作所。よって仕事の本質とは学問であるを社是としてきた当社の実力はダテではありません。全ての社員が研究者であり技術者であり技能者でありです。「理想と現実は違う」で「現実に従う」はなく、「理想を現実としなければ意味がない。できない理由を並べて文句を言う暇があれば、できる理由を探してどんどん実行」です。(これだけは自慢できます。)結果、放射線安全利用技術まで持つようになっている当社ならでわの自由自在の設計製作。@の性能を損なうことなく、1機1機、お各様ご希望の空気処理量としてお届けします。
※ 愛称の由来
モノ作りは得意だが「ネーミングセンス」のない当社。というわけで「元はどなた?」でお名前を拝借させていただいています。「光」はヒトが見ることのできる光(可視光)以外にもあるはずだで、まずは赤外線を発見した、Friedrich Wilhelm Herschel 先生に由来しています。
標準的な使用を考えた「標準機」のご用意はあります。販売総代理店、RCC文化センターにお問い合わせ下さい。
https://www.rccbc.co.jp/kaigi/news-sterilization.html
  ※ 標準機共通仕様書 (pdf)
大型機もできます。
  ※ 大型機共通仕様書 (pdf)
和室対応エコ型、2人用小型機もできます。
  ※ 小型機共通仕様書 (pdf)
標準機は約1(m/分)の処理風量であり、標準的な日本の6畳1間の除菌用として考えてあります。用いている紫外線Cは昔からの254(nm)中心で、取り込んだ空気に1000(mJ/cm)以上の紫外線がもれなく照射される設計としてあります。しかしこの1000(mJ/cm)以上という紫外線の仕事量は何がしかの共通の基準からというものではなく(そもそも共通基準がありません!)、各微生物研究機関の長年にわたる多くの公開データを総合しての当社独自の基準です。

よって実際にはもっと広い空間の除菌用ともできますし、JISの想定を超える、より激しい汚染が想定され、よってこれでは全く足らないと考えられる場合もありますから、ご購入にあたっては必ず事前に販売店とよくご相談下さい。

短寿命の消耗部品であるランプ交換や内部清掃(内部空気流路に汚れが溜り、ランプ表面や反射板に付着しますと除菌能力が低下してしまいますから、紫外線を用いた空気クリーナはどれも頻繁な内部清掃が必要です。)を簡単とするため、前面扉全開の設計としてあります。前面扉を開けると、機械式の保安スイッチが動作して瞬時に紫外線照射停止とはなりますが、使用にあたってはさらに開閉ハンドルに施錠して下さい。

 

内部には高信頼性・長寿命の高速ファンを搭載しています。

そして6(W)の紫外線ランプを2本置いています。しかしこのままでは紫外線が弱いですから、アルミニウムの反射板を用いて3段拡散反射(前面扉の内側にも反射板があります。)とし、内部で紫外線を拡散往復させることにより等価的に強力な紫外線照射としています。ここに吸気口の紫外線遮蔽を兼ねた吸気整流調速板によって作った空気の流れを集中させて与えます。これによりその空気に1000(mJ/cm)以上の紫外線がもれなく照射されます。1灯が消耗して完全に点灯しなくなっても、3段拡散反射の利得増倍効果で、まだ1000(mJ/cm)以上の紫外線がその空気にもれなく照射され、除菌能力を維持します。すなわちこれは当社が長年にわたり地道に開発・設計・製作してきた業務用マイクロ波の空中線構造の応用であることから、さらに清掃もろもろ容易なシンプル構造であるにもかかわらず、外部への回折等による深刻な紫外線漏れを起こさず、紫外線ランプから副次的にわずかに輻射されるX線までも、がっちり遮蔽しています。

これがみんなで総合的に学問をしてきた当社にはできるシンプルな、わずか300×400×160(mm)の小箱(もしくは300×300×160(mm))での1(m/分)(JIS)の空気処理量実現の秘密ですが、反面、ファンの動作音は具体的に人の小声での会話程度と高く、高い静寂性を求められる場所での使用には向きません。この場合には別設計の静音形とすることができます。販売店にご相談下さい。

紫外線の危険性について (以下は全て本製品の広告ではありません。)
紫外線は、人が目で見ることのできる光(これを可視光といいます)よりも短い波長の光であり、可視光と、より短い波長であるX線との間に位置する光です。当然、人の目で見ることはできません。紫外線は、さらに長い波長のものから順に紫外線A、紫外線B、紫外線C・・・と分けられており、人工的に発生させて殺菌や滅菌などに用いる紫外線は紫外線Cです。これは自然界にはない、すなわち地球の地上に届いてくる太陽光には含まれていない紫外線です。紫外線Cには強い殺菌効果、殺ウイルス効果、不活化効果があります。(以下、殺菌とします)X線からは放射線と呼ばれるものになりますが、殺菌に用いる紫外線CはもうX線、すなわち放射線と似た性質を持っていることから、その扱いは厳重としなければなりません。
人や動物への殺菌用紫外線の直接照射は厳禁です。
殺菌用紫外線の、ヒトが「がまんできる強さ」の限度は連続照射で1(mW/cm)(米国暫定基準。日本の基準は6(mW/cm))です。国が認めている、すなわち殺菌の効果検証のされている医療用などの強力な殺菌用紫外線ランプを用いる場合などでは、適切な遮蔽構造と併せなければこの数値のクリアはできず、最悪は紫外線被曝事故に至ります。紫外線被曝事故は放射線被曝事故と同様の深刻な健康被害を招きます。
大量の紫外線被曝は、失明、皮膚ガンの原因となります。X線に近い殺菌用紫外線による皮膚の火傷は低エネルギのX線、あるいは同程度の物質透過力を持つα線による皮膚の火傷と似ていることが知られています。その火傷は被曝してすぐに赤くなったり痛くなったりはしません。表皮細胞の遺伝子が破壊されて細胞の再生能力がなくなるため、その細胞が寿命を迎えたらボロボロと剥げ落ちて下の組織が露出、そこには神経がありますから激痛となり、なかなか治りません。不幸にして深部の細胞の遺伝子まで破壊されたら、新しい表皮が作られなくなり、深刻な事態に陥ります。
紫外線の生体影響は、紫外線の強さ × 被曝時間、すなわち被曝量でかわりますが、紫外線の人や動物に対する影響についての詳しいところはまだおよそわかっておらず、殺菌用紫外線のヒトががまんできる強さも暫定的に定められているものであり、これ未満だからといって安全であるとは全くなりません。
すなわち人や動物の殺菌用紫外線被曝は、各種放射線と全く同じく「限りなくゼロ」としなければなりません。
しかし紫外線は物質透過力が弱いため、薄いアルミ板、鉄板、ガラス板もろもろで簡単に完全遮蔽することができます。また、直進性が強く、屈折しての回り込みなども、可視光よりも相当に少ないため、光源からの直接光と反射光をしっかり遮蔽すれば、例えば遮蔽箱にかなり大きな空気流通口を設けたとしても外に漏れません。
すなわち人や動物のいる場所での殺菌用の紫外線照射は、遮蔽区域内での照射としなければなりませんが、その不便さは逆に、例えば遮蔽区域内に強制的に空気や水を取り込んで強烈な紫外線を確実に照射して排出することができる便利さともなります。
細菌やウイルスで怖いのはその遺伝情報の変異です。例えば細菌やウイルスの遺伝情報をしっかり破壊せず、増殖能力のある状態で環境に放出するとそれが起こってしまいます。
遮蔽区域内での強烈な殺菌用紫外線の照射を簡単に実現できる紫外線照射機では、「オーバーキル」と呼ばれる、すなわち細菌やウイルスの遺伝情報を確実に破壊するに十分過ぎる強さの紫外線の照射も簡単に実現できることから、昔から常識的にその設計とされており、結果、その使用開始からほぼ100年を経た現在でも、変異した細菌やウイルス出現の報告はありません。
命に関わります。人や動物のいる場所で殺菌用紫外線の連続直接照射をされている場合には、直ちに止めて下さい。反射光も危険です。直接光、反射光ともに遮蔽する機構を有していない殺菌用紫外線照射機は、人や動物がいない条件でのみ、使用することのできるものです。なお、「殺菌用紫外線ランプ」は別途、法令に準拠し、日本国によって認められているものであることから、それをできるだけ危険なく使用するために、法定義務でその詳細な性能と効能が公開されていますが、認められていない「除菌用紫外線ランプ」などについては、その詳細な性能公開の義務はなく、できるだけ危険なく使用することができるとは言えません。この点にも十分な注意が必要です。
各種紫外線利用機器について (以下は全て本製品の広告ではありません。)
各種紫外線源を用いた各種清掃用具などは特に全て国に認められなければならないというものではありません。規制があるのは紫外線源までです。そうしないと紫外線の場合には「応用」、文字通り、「その場に応じた利用」がろくにできなくなってしまうという問題が生じてしまうためです。国に認められたもの、医療用機器は当然にその効果・効能が「検証」されていなければならず、原理的に全ての細菌、ウイルスに有効な紫外線の効果、効能を法で縛るというのにはそもそも無理があるし、それによってその高い応用性を妨げるのはいかがなものであるかで、昔から最低限の規制とされています。実際、紫外線利用の医療用機器とされているものは、メスや鋏などの滅菌用に使われるものなどの一部で、これらは逆に認められているそれ以外の目的に使用してはなりません。

世界的ないわゆるコロナ禍で、WHOなどが紫外線照射の有効性を公表したことから、当社にも、「お前のところの製品はコロナウイルスを殺すことができるか。その「製品実証試験データ」を示せ。」との声が多く、正直、困っています。

現実の危険極まりないコロナウイルスを使っての現実のこのクラスの「大型製品」のテストはどこでもできません・・・

人畜有害なウイルスや細菌は、「核物質よりもはるかに危険なもの」であることから、その実験は絶対に外部流出を起こさない厳重に管理された実験室以外では実施してはならないと国際的に決められています。

もっとありていには、空気清浄機クラスの「大型物」で、コロナウイルスを使っての検証のできる実験室は、もう、「細菌兵器の開発ができる」ため、その設置は国際的に厳しく制限されており、各国、事実として持っていません。持っていたとしてもそれは国、軍の国際禁止条約無視の極秘研究所くらいのものであり、民間用に使うことなどできるわけがありません。

では実際にはどうやっているのかですが、最高でも、最も高度に管理された専用の実験室内で、ごくわずかな数の実際のコロナウイルスを使い、その殺ウイルスに必要な紫外線量を求め、それを数百倍、数千倍の「計算」で、実際の空気清浄機などは作られています。

ですが、特に紫外線については、これで外れることはありません。設計通りに作れば設計通りの結果が得られる。これが紫外線を殺ウイルス、殺菌用さらには滅菌用などとして自由自在に応用可能なものとしています。

しかしすなわち、ほとんどの製品が、国が認めているものとはならない、否、認められるものにはできないことから、「製品の人畜に対する効果効能」として、「殺菌」、「殺ウイルス」、「滅菌」、「不活化」といった言葉を用いての製品の広報の一切が、罰則をもって禁じられており、してはなりません。

何でもかんでも制限だの禁止だの・・・どうなんだ。一般人にわかりやすい説明なんてないじゃないか。

いやいや、絶対に失敗の許されない薬、医療機器といったものはこれくらい厳しくしないと危険です。この分野ばかりは、予備知識のないユーザーに製品を販売することからして危険ですから、メーカーとしてはどこも神経を使っています。

では、現実問題としてユーザー、消費者としてはどう判断するべきか。

@ 当該紫外線が、その波長でコロナウイルスを殺す、あるいは不活化するに「十分すぎる強さ」であるか。

これは既に各国の複数の研究機関から公開されており、各メーカーはコロナウイルスに限らず、これに従って「計算」で、各種装置を作っています。コロナウイルスについては、254(nm)中心の紫外線Cであれば、10(mJ/cm)もあれば十分であることがわかっています。(先日、米国の大学の報告が査読パスし、具体的にその有効性が確認されました。)紫外線の強さはmW/cmの単位で示されているのが普通ですが、これに秒を乗ずると、mJ/cmとなりますから、これで判断できます。実は「コロナウイルスを殺すだけ」であれば、ヒトが「がまんできる強さ」の限度の1(mW/cm)でも10秒です。ただしそんな少ない線量では、他の細菌もろもろを殺し損ねてしまい、危険ですから、ここで「十分すぎる量」、つまり、「オーバーキル」としてあることを確認して選びます。ちゃんと作ってあるものは仕様書などに数値記載があり、根拠も計算式やグラフなどを使って示されています。

他人様の悪口は厳に慎むべきものでありますが、殺菌に必要な紫外線の強さは、同じ紫外線Cでも大きく違っており、254(nm)中心の殺菌灯より、波長の長いものも短いものも殺菌力は低くなりますから、それ以外の光源ではより強い光源とする必要があるのですが、実際には254(nm)中心の殺菌灯のデータからそのまま作っていてエネルギ不足となっているもの、さらに反射板の材料選定が好ましくなく(紫外線Cの場合、反射率はおよそ材料(物質)によって決まります。何でもピカピカに磨けば高反射率とはなりません!)、エネルギ不足となっているものなど、基本設計からしてできていないものが散見されます。当社の製品線量の実測によっても、「紫外線に弱いコロナウイルスさえも」、殺すことのできない貧弱な性能のものがいくつも堂々と、「コロナウイルス対策用」と広告され、販売されています。

A 人畜のいる状態で使うものは「直接照射」となっていないこと。

これは上述の通りです。

B オゾン発生に注意!

オゾンは人畜有害なガスで、特定の波長の紫外線Cによって空気中の酸素から作られます。安全基準は10(ppm)であり、少量でも危険です。国が認めている「紫外線殺菌ランプ」の場合、その波長をカットしてありますから大丈夫です。

しかし逆に「オゾン発生用ランプ」というものがあり、これはこれで人畜のいない密閉空間の殺菌もろもろに有効なものですから、「オゾン発生器」の場合、いかに最適量のオゾンを短時間で発生させることができるかが製品の優劣を決めます。

C 必要な空気処理量となっているか。

ちゃんと作ってあるものは概ね、計算式と併せて公開されており、ユーザー側で判断できます。

D とにかく広告に注意!

医療用機器として認められてもいないのに、法で禁じられている「製品の人畜に対する効果効能」として、「殺菌」、「殺ウイルス」、「滅菌」、「不活化」といった言葉を用いて製品の性能を謳っているものは要注意です。また、特定の著名な研究者名や研究機関名などの「権威」を出しての広告も禁じられていますから要注意です。特に「権威」を出しての広告は、ユーザーの求めに応じているものであり、当社にも、「旧帝大のどこかで製品実証をし、そのデータを示せ!」のユーザーの求めが多く、困っています。そういうユーザーの求めに応じ、権威機関での実証実験データを示しての販売は「当社の不法行為」として「当社が処罰される」ことになりますから、断固としてお断りしています。

この頃は「転売だらけ」になっていて、広告は販売者によってそれぞれに違いますから、元メーカーや総代理店などの公開情報を観て、「販売者を選ぶ」ことが大切です。

ただしその製品の販売目的ではなく、あくまでも科学的事実を「殺菌」、「殺ウイルス」、「滅菌」、「不活化」といった言葉を用いて客観的に説明しているものは、「学問の自由」であり、問題ありません。この説明もそれに当たります。

 

例えば海外製の、けた違いに安い製品の購入・使用もできます。しかし、紫外線を用いた各種清掃用具などは、上述の通り、各種放射線利用機器と同じ安全技術を投入して作らなければならないものであり、世界で唯一の戦争被爆国であり、絶対の非核国である日本は国際社会から最も高い信頼を得て、今日、世界一の「放射線安全利用技術」を保有するに至っています。そしてそれらは日本の各メーカーがそれぞれに持っています。何にしても安全技術というものは、それなりにどうしても高価なものとなりますが、皆様には、どうか日本の、日々、真摯に取り組んでいるメーカー各社の「安全技術」をお買い求め下さいますよう、お願い申し上げます。私たち日本のメーカーの技術者は今日、多くのところでみんな法定最低賃金ぎりぎりで踏ん張り、製品価格を1円でも安くするように頑張っています。
 

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